
|
〔調査結果の概要〕
事業所ヒアリング
(フレックスタイム制度などの導入の効果)
・通勤混雑の回避はフレックスタイム制や時差通勤の導入の要因とはなっていない。
従業員のゆとり、労働時間短縮、自主管理意欲の向上などを主目的として導入している。
・具体的な効果は事業所よりも、従業員の方にあらわれており、一般論として言われている効果以上の答えは得られなかった。結果的には通勤混雑の回避効果も認められる。
(フレックスタイム制度などの導入の問題点と解決方法)
・導入した事業所も業種ごとに取引先などとの関係で、無理のない範囲でしか実施しておらず、社内管理の問題以外はあまり問題点は指摘されていない。
(今後の勤務制度)
・現状からの変更意向は少ない。
・フレックスタイム制についても一部業種への導入に止まるとの見方が多い。
従業員アンケート
(出社時刻)
・7時45分〜9時頃まで分散している。(回答事業所の始業時間が異なるため)
(通勤時の最混雑路線)
・混雑は郊外鉄道よりも地下鉄御堂筋線が多く、6割以上を占めている。
(現在のルート選択要因)
・「乗車時間が最も短い」が最も重視されており、次いで「着駅から会社までの距離が最も短い」などとなっている。
・混雑に関する要因はあまり重視されていない。
(現在の時間を選択した要因)
・「出勤時間にゆとりをもって出社できる」、「乗車時間が最も短い」などが重視されている。
・ここでも混雑に関する要因はあまり重視されていない。
(現在のルートや時間以外の検討)
・約6割は検討したことがないと回答している。
・検討したことがある人の変更しない理由では、「乗車時間が長くなる」、「乗り継ぎが不便になる」など速達性、利便性に係わるものがあげられている。
(時差通勤やフレックスタイム制)
前ページ 目次へ 次ページ
|

|